群馬県 “まん延防止”国に対し正式に要請
新型コロナウイルスの感染が急拡大している群馬県は、国に対して、まん延防止等重点措置の適用を正式に要請しました。
12日、群馬県では、これまでで2番目に多い104人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。県は対策本部会議を開き、新規感染者数、病床稼働率がともに国のステージ4の水準を超えるなど、感染状況が危機的だとして、国に、まん延防止等重点措置の適用を正式に要請しました。
対象区域は、前橋市、高崎市、伊勢崎市、太田市、沼田市、渋川市、藤岡市、富岡市、安中市、玉村町の10市町を想定していて、今後、適用開始時期とともに国と協議をおこないます。
対象区域内にある飲食店に対しては、午前5時から午後8時までの営業として、酒類の提供は終日、自粛を求めるということです。
群馬県の山本一太知事は「思いきった措置をとらないと、生活を守ることができない」として、県民や事業者に理解と協力を求めました。