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テレワーク快適に 自宅に“社食”お届けも

2021年5月12日 20:33
テレワーク快適に 自宅に“社食”お届けも

家で過ごす時間が増える中、ステイホームを少しでも快適にしたいという人も多いようです。今回は、テレワークを快適にする家具や便利なサービスを取材しました。

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緊急事態宣言が延長され、おうち時間がますます増える今。皆さん、どんな生活雑貨をどんな目的で買っているのか、見せてもらいました。

買い物客(50代)「即席麺を作るのに使ったりとか、チンした方が時間の節約になるので」

買い物客(30代)「肩にかけられるイヤホンなんですけど、家事しながら音楽聴いたり、日常生活を少し充実させていくっていうようなことはしてますね」

いつまで続くかわからないステイホームを快適にしてくれる便利アイテム。その傾向は、家具の売れ筋にも表れているようです。

持ち運ぶのに便利な商品。実は…。

イケア・ジャパン ローカルマーケティングマネージャー山下貴之さん「裏面にクッションが付いていて、表面がテーブルとなっています」

カーブしている部分がおなかにフィットし、クッション部分がふとももへの負担を軽減。使う場所を選ばない、自分専用のテーブルです。2012年発売のロングセラー商品ですが。

イケア・ジャパン ローカルマーケティングマネージャー山下貴之さん「コロナ以前と比べて販売数の方も約1.5倍となっています。おうちの中を快適にするための商品が人気。“オフィス家具”などもとても人気があります」

テレワークを行う際、「仕事をする場所」について不満を感じるというアンケート結果も。パーティションなど仕事に集中するための商品も、ここ最近売り上げを伸ばしているということです。

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こうした中、テレワークをする人に向けたサービスが登場。

OKAN・沢木恵太代表取締役「ご自宅に総菜を提供して“自宅が社食”というサービス」

毎月、10種類の総菜を在宅勤務者の自宅にお届け。食事面からテレワークをサポートするサービスです。“社食”を意識しているため、基本的には在宅勤務者が一部を負担する仕組みとなっています。

サービスを利用する企業は。

サービスを利用するIT関連企業の従業員「在宅勤務だとミーティングで埋まりやすかったりして、お昼の時間を意外と取れなかったりするので」

また、こんな理由も。

OKAN・沢木恵太代表取締役「(総菜)一品100円、“経済面”でも支援をすることができます」

テレワークで家計への負担が増えたのに、「手当がない」と答えた人は82.5%にのぼるアンケート結果も。経済面をサポートする目的での利用も、増えているということです。