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日経平均 一時2万8000円下回る場面も

2021年5月12日 19:00
日経平均 一時2万8000円下回る場面も

12日の東京株式市場で日経平均株価は値を下げ、11日の終値に比べて461円8銭安い、2万8147円51銭で取引を終えました。平均株価は、一時、2万8000円を下回る場面もありました。

11日の日経平均株価が900円以上値を下げた反動で、12日朝の東京株式市場では、割安となった銘柄への買い注文が先行しました。

しかし、前の日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価が大幅に下落したことや、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も下落したことなどを受け、東京市場でもハイテク関連株などを中心に売り注文がふくらみ、平均株価は下げに転じました。

また、国内での新型コロナウイルスの感染者数が増加していることなどから、感染の再拡大による経済活動への影響が心配され、株価を押し下げました。平均株価の下げ幅は、一時700円以上になり、心理的節目である2万8000円を下回る場面もありました。

東証1部の売買代金は、概算で3兆4014億円、東証1部の売買高は、概算で15億2939万株。