緊急事態宣言の延長が決定してから初めての週末となった９日、東京都内の人出は前の週と比べて、多くの地点で減少していました。

午前８時ごろのＪＲ品川駅の様子では、１０日もマスク姿の通勤客の姿がみられます。

会社員（２０代）「緊急事態宣言になってからリモートワークで週１回、一応出社っていうかたちで切り替わりました」

会社員（７０代）「ゴールデンウイーク後、出張２件キャンセルしました」

携帯電話の位置情報の解析によりますと、９日午後３時台の都内の主要な駅周辺の人出を１週間前の日曜日（２日）と比べると、原宿駅でプラス２０．５％など増加した地点がある一方、浅草エリアでマイナス２５．５％、お台場でマイナス２１．５％となるなど、データが公開されている都内２２か所のうち、１３か所で減少していました。