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都内医療施設 ワクチン36回分誤って廃棄

2021年5月7日 22:47
都内医療施設 ワクチン36回分誤って廃棄

東京都は7日、都内の医療療育施設で、新型コロナウイルスのワクチンを36回分誤って廃棄していたと発表しました。

新型コロナウイルスのワクチンを誤って廃棄したのは、北区にある都立北療育医療センターです。東京都によりますと7日朝、施設の医療従事者にワクチンを接種しようとしたところ、ワクチン36回分が廃棄されていたことがわかったということです。

センターでは、これまで使用済みのワクチンの瓶を、瓶に残った薬液を集めて使うことを想定し、捨てずに保冷庫でいったん保管し、夕方にまとめて捨てていたということです。

しかし、薬剤師が6日、同じ保冷庫に保管していた未使用のワクチンの瓶を使用済みの瓶と取り違え、廃棄してしまったということです。

東京都は、「現場ではもったいないという気持ちで保管していたが、使用済みのワクチンは速やかに廃棄するよう徹底する」と話しています。