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専門家 福岡と北海道“強い対策躊躇なく”

2021年5月6日 21:50
専門家 福岡と北海道“強い対策躊躇なく”

新型コロナウイルスの感染状況について分析する厚生労働省の専門家会議は、福岡県と北海道について、感染者数が急増しているため「強い対策に躊躇なくとり組むべき」と指摘しました。

国立感染症研究所・脇田隆字所長「福岡については、かなり議論がございました。(新規感染者数が)急速に増加しています。感染の拡大継続が懸念されています。関西と同様の感染拡大につながる可能性がある」

専門家会議では、福岡県と北海道の急激な感染者数の増加について懸念が示され、「強い対策に躊躇なく取り組むべき」と指摘しました。

また、東京都については、今回の緊急事態宣言開始後の人流は2度目の時より減少しているとしましたが、ゴールデンウイーク後も新規感染者数の増加が継続する可能性を指摘しました。

一方、会議ではイギリス型の変異株についても議論され、「従来型に比べて、特に50歳以下の重症化リスクが高まっている所見がある」として、医療体制の整備などを進める必要性を訴えました。