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EU 接種者の“観光”域内渡航認可を提案

2021年5月5日 1:44

EU(=ヨーロッパ連合)は、新型コロナウイルスのワクチンを接種した人について、観光目的などでの域内への渡航を認めるよう加盟国に提案しました。

EUは現在、新型ウイルス対策として、オーストラリアや韓国など7か国を除き、観光など不要不急の目的でのEU域外から域内への渡航を禁止しています。

EUの執行機関、ヨーロッパ委員会は3日、この措置を一部変更し、ワクチン接種を完了して2週間以上経過した人については、域内への渡航を認めるよう加盟国に提案しました。

これを受け、EUのフォンデアライエン委員長は、ツイッターで、「EUの観光業を復活させ、国境を越えた友情を安全に再燃させる時だ」と強調しました。EUは、夏の観光シーズンを前に、今月中に加盟国の承認を得て来月から導入したい考えです。