２日、過去最多の２４６人の新型コロナウイルスの感染者が確認された北海道・札幌市では、人出を抑えるために、市の観光施設などを３日から順次、休館としています。

札幌市中央区の観光施設・大倉山ジャンプ競技場では、展望台リフトと体感型の施設を３日から１１日まで、臨時休業しました。札幌市では２日、過去最多の２４６人の感染者が確認されたことを受け、準備が整った市有施設から原則、休館とし、人出を抑えることにしています。中には、休館を知らずに訪れる人の姿もみられました。

また、札幌市の秋元市長は、市内で５日に開催される東京オリンピック・マラソンのテスト大会について、「本番に向けた運営テストとして、必要最低限のものだ」として、予定通り開催する方針です。ただ、感染拡大防止のため、沿道での観戦を控えるよう呼びかけています。