３度目の緊急事態宣言が出されている東京都内の駅や空港では、帰省する人の姿が見られました。また、先月３０日の人出は、宣言の対象地域で、１週間前と比べて減少した地点が多くありました。

ゴールデンウイーク３日目の１日午前８時ごろの羽田空港には、帰省する人の姿が多く見られました。

「秋田までいきます。母のところにお見舞いというか」「なるべく感染したくないので気をつけています。よく手を家に帰ったら洗ったりうがいもしっかりしています」

航空各社によりますと、ゴールデンウイーク期間の国内線の予約数は全日空、日本航空ともに新型コロナ流行前の２０１９年と比べ４割程度にとどまっています。

また、午前１０時半現在、新幹線の自由席の乗車率は東海道新幹線の下りで最大で９０パーセントに達した便もありましたが、東北・上越・北陸新幹線では最大で３０パーセントにとどまっています。

一方、先月３０日午後３時台の人出は、１週間前と比べて東京・浅草や表参道で増加しましたが、お台場ではマイナス４０．２パーセントと減少した地域が多くありました。また、宣言下の大阪・兵庫・京都の主な駅でも人出は減少していました。