アメリカ・ニューヨーク市は２９日、新型コロナウイルスに伴い制限措置が課されている飲食店などについて、７月１日にすべて通常に戻すという目標を発表しました。

ニューヨークのデブラシオ市長は２９日、人数の上限など制限がかけられている飲食店やスタジアムなどについて、「完全に再開する目標を設定するときだ」と述べ、７月１日に通常営業に戻すという目標を発表しました。

また、市内を走る地下鉄についても７月１日から２４時間運行に戻すことを目指すとしています。

市長は、ワクチンの接種が急速に進んでいることから、目標の実現は可能との見通しを示しています。

一方、クオモ州知事は「やるべきことをやればもっと早く再開できる」と述べていて、ニューヨーク市の全面再開時期は、依然、流動的です。