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コロナ禍2度目のゴールデンウイーク始まる

2021年4月29日 20:40
コロナ禍2度目のゴールデンウイーク始まる

コロナ禍で2度目となるゴールデンウイークが29日から始まりました。こうした中、東京ではおよそ3か月ぶりに1000人を超える感染者が確認されています。ステイホームが呼びかけられていますが、去年の同じ時期と比べると、人出は増加しています。

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ゴールデンウイーク初日の29日。

会社員(20代)
「着実に増えているなという感じですね。またか、みたいな。緊急事態になって、解除されて、また増えて。いつ終わるんだろうという感じです」

会社員(20代)
「だいぶまた、本当に着実に増えてきたんだなという感じですね」

東京の感染者は、およそ3か月ぶりの1000人超えとなる1027人の感染が確認されました。

大阪府では29日、1171人の感染を確認。3日連続の1000人超えとなりました。そして、過去最多の44人の方が亡くなっています。

愛知県では、過去2番目となる430人の感染が確認されました。

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各地で感染者が増える中、29日、東京・新橋で見られたのは、雨のなか、傘を差して並ぶ多くの人の姿。

商社勤務(40代)
「PCR検査を受けに来ました」

みなさんの目的は、民間のPCR検査です。

商社勤務(40代)
「(仕事で)県外に出る可能性がある時は、必ず(検査を)受けないと県外に出ないでくださいと会社で決められているので」

事務職(40代)
「身内に不幸があった関係もあって、家族と会う必要があるので、事前に検査を受けようと思って」

GW期間中、仕事や家族と会うためなどの理由で、民間のPCR検査場を訪れる人が殺到。祝日のビジネス街にもかかわらず、午前10時半頃にはおよそ200人もの人が列を作っていました。

正午頃には、さらに列がのび、建物を一周するほどになりました。

主婦(30代)
「(並んでいるのは)1時間くらいですかね。こんなに並んでいるとは思わなかったので、逆にこれで並んでいたら感染が心配」

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3度目の緊急事態宣言が出される中でむかえたゴールデンウイーク。ある決断をしたところもあります。

緊急事態宣言発出後も“寄席は社会生活の維持に必要なものに該当する”として、観客を入れて営業を続けていた「池袋演芸場」、「浅草演芸ホール」など、都内四つの演芸場。

しかし、28日、都から休業要請があったため、5月1日から休業することを決めたということです。

29日、池袋演芸場で大喜利を見るという人は…

「大変な中で笑いというのは、明るい希望というか、精神的な心の支えになっていると思うので、それが閉ざされてしまうのはさみしくて残念です」

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2年続けてコロナ禍で迎えたゴールデンウイーク。東京駅の新幹線ホームは、今年も人の姿が少ないようにみえますが、JR各社によりますと、ゴールデンウイーク期間の指定席の予約状況は、去年の同じ時期と比べると、およそ2.5倍に増えているということです。

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一方、去年とは少し違った光景もみられました。

記者
「ゴールデンウイークの初日、多くのサーファーが集まっています」

神奈川・藤沢市。波がいいのか、海にはたくさんのサーファーの姿があります。

こうしたなか、神奈川県は人の移動を抑制するため、一部の海沿いの駐車場などを29日から5月11日まで閉鎖することにしました。

同じ神奈川県の人気観光地、箱根。

温泉旅館では…

箱根藍瑠 渡辺健支配人
「本日からゴールデンウイークの期間中、基本的にすべて満室の予約状況。去年と比較しても、予約自体はのびているのかなという印象」

今年のほうが予約が入っているということです。

神奈川県は県をまたぐ移動の自粛を求めていますが、中には県外から来るお客さんもいるといいます。

箱根藍瑠 渡辺健支配人
「営業する以上、やはり多くのお客さまにお越しいただきたいという気持ちはございます。もどかしい気持ちはあります」

葛藤をかかえながら営業していました。

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私たちの行動が今後の感染状況を左右します。