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人気マンガ『はたらく細胞』厚労省とコラボ

2021年4月28日 17:24
人気マンガ『はたらく細胞』厚労省とコラボ

シリーズ累計500万部を突破している人気マンガ『はたらく細胞』が28日、厚生労働省やJICA(国際協力機構)とコラボレーション。期間限定で『新型コロナウイルス編』と『感染予防編』を世界へ無料配信することを発表しました。

講談社は厚生労働省の協力のもと、体内細胞を擬人化したコミック『はたらく細胞』の『新型コロナウイルス編(最終第6巻に収録)』と新たに『感染予防編』を制作。

医療監修は国立国際医療研究センターの忽那賢志医師が行い、2つの作品をJICAの支援を得て、英語やヒンディー語に翻訳し、音声や効果音の入ったムービングコミックで世界に無料配信しています。

作者の清水茜さんは「このコロナ禍において、免疫細胞、ウイルス、感染の仕組みなどについての知識を漫画によってわかりやすく伝えられれば、微力ながらも正しい知識の浸透に役立てれば良いなと思います」とコメント。


さらに、厚生労働省は同マンガとコラボした感染予防啓発ポスターを作成。マスク無しでの会話や共同スペースでの感染に注意を促すポスターを厚生労働省のHPからダウンロードすることができます。


■『はたらく細胞』とは——
人間1人あたりの細胞の数、およそ37兆個。そこには細胞の数だけ仕事(ドラマ)があります。ウイルスや細菌が体内に侵入した時、アレルギー反応が起こった時、ケガをした時など白血球と赤血球を中心とした体内細胞の活躍を描いた“細胞擬人化漫画”です。

現在、コミックは欧米やアジアなど世界16の国や地域で出版され、アニメは約130の国や地域で配信されています。


(c)清水茜/講談社 (c)清水茜・かいれめく/講談社