国会女子トイレで盗撮 スマホで扉上部から
国会の衆議院本館2階の女子トイレで、23日の夕方に盗撮がありました。女性がトイレを使用中、扉の上部からスマートフォンのようなモノで撮られたといいます。
国権の最高機関で起きた、あるまじき行為。盗撮の現場となったのは、本会議場すぐ近くの衆議院本館2階の女子トイレ。
衆議院などによりますと23日の夕方、女性職員がトイレを使用中、扉の上部からスマートフォンのようなモノで撮影されたといいます。それに気づき、声をあげたという女性。直後、盗撮したとみられる人物は、その場から逃走したということです。
現場となったトイレの近くに控室を持つ、立憲民主党は27日午後の会議で。
立憲民主党・小川淳也議員「残念なお知らせが1件ありまして、院内の女子トイレで盗撮事案が確認されています。女子トイレに注意喚起の張り紙等が出されていますが。残念ながら院内に監視モニター等はございませんので、経過や真相は全く不明です。特に女子職員女性議員を含めてご注意をいただきたい」
よく利用するという女性議員は。
立憲民主党・菊田真紀子議員「本会議場の入り口がすぐそこにありまして、すぐ脇にお手洗いがありますから。女性の議員だけでなく女性の職員の方も、ここで働いてる方は大勢利用しているので本当にまさかって感じですね。あってはならないことなんですが、今後の対策をしっかりしていただかないと」
盗撮したとみられる人物は、いまだみつかっていないため、衆議院は、女性用のトイレの警備体制を強化していくとしています。