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黒人男性死亡 白人の元警察官に有罪評決

2021年4月21日 10:44

アメリカ・ミネソタ州で黒人男性の首を圧迫し死亡させたとして、殺人などの罪に問われていた白人の元警察官について、陪審団は20日、3つの罪すべてで有罪の評決を出しました。

白人の元警察官デレク・ショービン被告は、ミネソタ州で去年5月、黒人男性のジョージ・フロイドさんの首を押さえつけて死亡させたとして、最大で禁錮40年となる第2級殺人など3つの罪で起訴されていました。

公判で検察側は違法な武力行使による窒息死で殺人だと訴えましたが、弁護側は、死因は窒息とは断定できないなどと無罪を主張していました。20日、陪審団は3つの罪すべてで有罪の評決を出しました。

弟のテレンス・フロイドさん「彼がいなくて寂しいが、彼は歴史になった。家族にとって、なんと素晴らしい日だろうか」

事件をきっかけにアメリカでは人種差別への抗議活動が広がり、評決の行方は全米で注目されていました。事件現場や裁判所の前には、フロイドさんの支持者らが集まり喜びの声を上げました。

ショービン被告の量刑は8週間後に言い渡される予定です。

アメリカ・ミネソタ州で黒人男性の首を圧迫し死亡させたとして、殺人などの罪に問われていた白人の元警察官について、陪審団は20日、3つの罪すべてで有罪の評決を出しました。

評決をうけてバイデン大統領は、フロイドさんの遺族に電話をした後、演説をし、評決を「一歩前進」と評価しつつも、さらなる行動が必要だと訴えました。

バイデン大統領「評決をアメリカが正義に向かう大きな一歩にできる」「警察と刑事司法制度にある体系的な人種差別・人種格差に正面から立ち向かわなければならない」

大統領はその上で、警察改革法案の早期成立に全力を尽くすと強調し、議会にも協力を呼びかけました。