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検査証明書に不備 日本人2人出発国に送還

2021年4月21日 4:04

新型コロナウイルスの水際対策で日本政府が入国者に求めている検査証明書に不備があったとして男女2人が入国を認められず、出発国に送還されていたことが分かりました。

政府は、水際対策を強化するため、入国者に対して、日本にむけて出国する前72時間以内の検査証明書を提出するよう求めていて、今月19日からは、さらに厳格な対応として、不備がある場合は入国を拒否しています。

こうした中、今月19日にオランダから関西空港に到着した30代の日本人男性が、日本では認められていない検体を使った検査を受けていたことが分かり、オランダに送還されたということです。

また、アメリカから成田空港に到着した20代の日本人女性は、72時間を超えた検査証明書だったためアメリカに送還されたということです。

なお、この女性によりますと、72時間以内に検査を受けたものの、検査を受けた病院のミスで、証明書には1か月前の日付が記入されていたということです。

厚労省は、認められている検査証明書の内容をホームページなどで公開していて、日本にむけて出発する前に確認を徹底するよう呼びかけています。