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東京は“接触と移動減らす対策強化が必要”

2021年4月21日 1:29
東京は“接触と移動減らす対策強化が必要”

新型コロナウイルスの感染状況などを分析する厚生労働省の専門家会議は、東京について「人との接触と移動を減らすための対策の強化が必要」と訴えました。

国立感染症研究所・脇田隆字所長「(東京は)現在は20代から30代を中心とした感染者数の増加。なるべく早く、より強い対策が必要になるような状況であると考えております」

専門家は、東京では、感染者が新宿区、渋谷区などの都心を中心に増加していると指摘し、今後、関西のような感染の急速な拡大の可能性があると懸念を示しました。

夜の繁華街の人出の減少が非常に限定的だとしたほか、飲食店に限らず、職場や部活、サークル活動などでも感染がみられるとし、人との接触や移動を減らす対策の強化が必要と訴えました。

一方、緊急事態宣言を政府に要請した大阪府については、4月以降、夜間の人出は減っているものの、いまだに感染者数の増加が続いていると指摘しました。