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地方公務員法改正案の条文にも誤り見つかる

2021年4月21日 15:19

政府が国会に提出した法案の条文などに相次いで誤りが見つかっている問題で、新たに地方公務員法改正案の条文に誤りが見つかりました。

与野党の国対委員長が21日、会談し、自民党の森山国対委員長は、立憲民主党の安住国対委員長に対して、地方公務員法改正案の中で、引用する条文を間違えるなど、2か所の誤りがあることを伝え陳謝しました。

政府提出の法案をめぐっては、相次いで法案の条文などに誤りが見つかったため、政府は、提出法案の点検を行っていましたが、地方公務員法改正案は去年からの継続審議のため、点検の対象ではなく、発見が遅れたということです。

立憲・安住国対委員長「こう続くと、逆になんか、ちゃんとやってる役所を探すのが難しい状況になってきたなと思うぐらいですから、ここまで度重なるミスがあると、行政に対する信頼が失われるということを強く私から申し上げました」

野党側は政府による国会への報告を求めていて、近く、加藤官房長官が議院運営委員会理事会に出席し、経緯の説明をする予定です。