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競泳・佐藤翔馬 東京五輪へ改めて金誓う

2021年4月20日 19:19
競泳・佐藤翔馬 東京五輪へ改めて金誓う

東京五輪の競泳男子200メートル平泳ぎで代表に内定している佐藤翔馬選手(20)が20日、所属先の東京スイミングセンターで練習を公開。東京五輪での金メダル獲得に向けて意気込みを語りました。

東京五輪で五輪初出場となる佐藤選手は、「ずっと僕は見てきた側なので、出場する側の自覚を持って頑張っていきたい。(本番まで)期間は短いと思うんですけど、その中でしっかりと自分のできることを精いっぱいやっていきたい。自分の泳ぎをしっかり本番でできれば、おのずと勝ちも見えてくると思います」と話しました。

代表選考がかかった日本選手権の200メートル平泳ぎ決勝では、世界歴代2位となる2分6秒40の日本新記録で優勝を果たした佐藤選手。

「ここからタイムを上げるのは本当に難しい。だからこそ今まで以上にしっかり練習しないといけない」と話した上で、「(五輪で)優勝するには2分5秒台が必要。僕のプランとしては、150mまでのタイムをしっかり上げていきたい」と、金メダル獲得への強化プランを語りました。

そして、所属先の先輩でもあり、同じ平泳ぎで五輪2大会連続2冠の北島康介さんの名前をあげ、「康介さんは金を取っているので、(自分も)しっかりと取りたい」と話し、さらに応援してくれる人に向けて「泳げない時期もありましたけど、こうしてまた戻ってきた。五輪で活躍する姿を見せて、日本中の人々や世界中の人々を元気づけられたらいいなと思います」と、東京五輪での金メダル獲得を改めて誓いました。