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コロナ禍のシューマイブーム 非接触販売も

2021年4月20日 22:37
コロナ禍のシューマイブーム 非接触販売も

ここ数年、専門店が登場したり、冷凍の売り上げが伸びたり、シューマイが人気となっています。外出を控えている“巣ごもり客”などを見込んで、今、シューマイの具材や、売り方が進化しています。

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揚げたて、サクサクが売りのとんかつチェーン店「かつや」。今月から始めた“新メニュー”が、99円を追加すると定食の白米に揚げシューマイ3個がのっかる“シューマイご飯”です。ご飯をよりおいしくいただけると、売れ行きも好調だといいます。

かつや営業部マネジャー・樋田勇さんは―「普段の白いご飯をちょっとぜいたくで変えていただきたい。(シューマイ)ブームに一緒に乗って、さらにたくさんのお客さんに注文いただければと思う」

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実はシューマイ、ここ数年、専門店が続々と登場するなどブームの兆しをみせているんです。

あの「崎陽軒」では、コロナ禍の今だからこその戦略で売り上げ拡大を目指しています。崎陽軒といえば「駅弁」が有名で、売り上げを支えてきましたが、感染拡大で駅の利用者などが減ったことで、去年は一時、前年に比べ売り上げが7割ほど減少しました。

そこで、去年から始めた“新戦略”というのが…。外出を控えている“巣ごもり客”などを見込んで、住宅街に近い通り沿いにお店をオープンさせました。

崎陽軒広報・マーケティング部・山崎太幹さんは―「幹線道路に面したロードサイド店は売り上げが好調でしたので、月に1店舗のペースで出店を継続的に行いたい」

“おうちで駅弁”シリーズと題したチャーハンとシューマイがセットになったお弁当や、3種類のチーズを包んだシューマイなど、駅では買えない冷凍の商品も、販売されています。

都内のスーパーでは、冷凍シューマイの売り上げが、感染拡大前と比べ、1.3倍ほどに増加。コロナ禍で増えるおうちご飯。冷凍シューマイは手軽にすぐ食べられるため、人気が加速しているようです。

冷凍の羽根つき餃子で知られる「大阪王将」ですが、このブームを受け、去年から、冷凍シューマイの販売に乗り出しました。想定以上の売れ行きだったため、今年1月には、タケノコの量を25%増やすなど食感をバージョンアップ。

イートアンドフーズ・池野雅史さんは―「新たにシイタケを加えまして素材そのもののうま味を最大限引き出しております」

レンジでチンするだけで手軽に料理のアレンジもできるため、“自炊疲れ”した人などに売れているといいます。

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群馬県では“非接触”でいつでも買えるサービスが人気に。シューマイ工場の近くにある自動販売機から取り出したのは、冷凍シューマイです。

地元・群馬県産のキャベツなどが入った肉汁したたるシューマイ。感染拡大前に比べ、シューマイの売り上げは4割ほど増えたといいます。

みまつ食品・神山光永社長は―「自宅でお酒を飲まれる方も増えていると思うので、おつまみとしての需要も増えているのではないかと」

コロナ禍でのシューマイ人気は、まだ拡大しそうです。