新型コロナウイルスの感染拡大に伴うまん延防止等重点措置が続く東京都内で、１７日、新たに７５９人の感染が確認されました。首都圏の１都３県の感染者はいずれも２度目の緊急事態宣言解除後、最多となっています。一方、兵庫や沖縄で過去最多の感染者が確認されています。

東京都内の新たな感染者は１０歳未満から９０代までの７５９人で、２日ぶりに７００人を超え、２度目の緊急事態宣言解除後、最多となりました。

直近７日間の感染者数の平均は５６９人となり、先週土曜日（１０日）と比べると２４．１％増えていて、依然、増加傾向が続いています。年代別では、２０代が２３９人で最も多く、次いで３０代が１５６人と、２０代３０代で全体の半数以上を占めています。また、重症者は１６日から２人増えて４５人となりました。

このほか、兵庫県で５４１人の感染が確認され、２日続けて過去最多を更新しています。また沖縄県でも過去最多となる１６７人の感染者が確認されました。

さらに神奈川県で２４７人、愛知県で２３０人、埼玉県で２０７人、千葉県で１５６人といずれも２度目の緊急事態宣言解除後、最多の感染者となっています。

一方、厚生労働省によりますと、１６日時点の全国の重症者は前日から３２人増えて７０２人となりました。７００人を上回るのは今年２月１１日以来です。