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都内 下水調査で“変異株”流行予兆を分析

2021年4月16日 22:09
都内 下水調査で“変異株”流行予兆を分析

新型コロナウイルスの感染拡大が続く東京都は、変異株などの流行の予兆をつかむため、若い人が集まる都立学校の周辺などで、下水に含まれるウイルスを分析する調査を始めました。

東京都・小池知事「感染拡大がとくに若い世代だという報告があります。感染拡大の早期の探知ということで、つなげていきたい」

新型コロナの変異株では若い人の感染が多いため、東京都は15日から都立学校の周辺など、およそ10か所で下水を採取して、下水に新型コロナウイルスが含まれるかどうか、それが変異株かどうか調査を行っています。

調査は今月末まで行い、第4波や変異株による感染拡大の早期探知につなげるとしています。

一方、第3波の際は、自宅療養中に死亡する人も相次いだことから、都は医師会と連携して、自宅療養者の支援を強化します。自宅療養中に体調が悪化した場合、地域の医師などが訪問したり、電話やオンラインで診察するということです。