×

ドイツで再び慰安婦像設置 韓国系支援団体

2021年4月15日 17:45
ドイツで再び慰安婦像設置 韓国系支援団体

ドイツのドレスデンにある国立博物館に、15日、慰安婦を象徴する少女像が新たに設置され、今後、1年間展示されることになりました。

韓国の慰安婦支援団体によりますと、ドレスデンにある国立博物館の中庭に新たな少女像が設置され、15日、除幕式が行われます。

戦争や紛争のトラウマを言葉で乗り越えることをテーマにした特別展示会に合わせたものとしていますが、その後も来年4月まで、1年間、展示される予定だということです。

設置を主導した現地の韓国系の市民団体は、去年、首都ベルリンでも像を設置していて、「ドレスデンの像がベルリンのように永久的に設置されるよう方法を模索中だ」としています。

ベルリンの像をめぐっては日本政府がドイツ政府に撤去を求めていて、新たな像の設置に再び日本側が反発するものとみられます。

■写真:韓国系市民団体が慰安婦像を設置するドイツ・ドレスデン国立美術館の民俗博物館(Japanisches Palais)※ドイツ・ドレスデン国立美術館HPより