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感染状況 尾身会長「第4波に入っている」

2021年4月14日 11:51
感染状況 尾身会長「第4波に入っている」

新型コロナウイルスの感染状況について、政府分科会の尾身会長は「第4波に入っている」との認識を示しました。

いまの感染状況について菅首相は14日も「全国的な大きなうねりとまでなっていない」と述べましたが、その一方で、尾身会長は「第4波だ」と指摘し、強い危機感を示した形です。

政府分科会・尾身会長「いわゆる一般の社会で言われている第4波というのにもう入っているというのは、間違いないと思います」

立憲民主党・長妻副代表「大阪はまん延防止措置を出した2週間後の来週の19日、緊急事態宣言の要請というよりは、私は直ちに緊急事態宣言の要請の準備に入るということが必要だと思うんですが」

政府分科会・尾身会長「当然いま、委員おっしゃるように緊急事態宣言を出す可能性については十分検討する必要があると思います」

また、愛知県など感染が拡大している地域にまん延防止等重点措置を適用するのか問われ、西村経済再生担当相は「専門家の意見も聞きながら適切に判断したい。重点措置も含めて、機動的に対応することが必要だ」と述べました。

政府は、愛知県などについて自治体の意向や感染対策の効果などを見極め、まん延防止等重点措置の適用を検討していく方針です。