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オリックス・山本由伸 大人の投球で2勝目

2021年4月8日 23:44
オリックス・山本由伸 大人の投球で2勝目

前回登板で、完封勝利をあげていたオリックス・山本由伸投手(22)が8日、ロッテ戦に先発しました。

初回は先頭打者にヒットを許しますが、ホームランリーグトップの5本(試合前)を放っている2番・マーティン選手を、149キロのフォークで空振り三振。

さらに打点リーグトップの14打点(試合前)をあげている4番・安田尚憲選手は、148キロのフォークで空振り三振に切ってとり、この回を無失点に抑えます。

その後はランナーを出すものの要所を抑え、4回まで1失点の好投を見せます。しかし、5回に突然の大雨が降ってきますが余裕を感じさせるピッチングで、この回も最後は1番・荻野貴司選手が頭を屈めてしまうほどの大きく落ちるカーブで、見逃し三振に仕留めます。

7回もヒットとフォアボールで2アウト1塁、2塁のピンチを招きますが、代打・角中勝也選手をフォークで空振り三振で得点を与えません。

山本投手は7回を投げ、6本のヒットを許したものの、22歳とは思えない大人のピッチングで8奪三振、1失点の好投を見せ、今シーズン2勝目をあげました。

試合後、ヒーローインタビューで山本投手は、「きょうも何としても勝とうとマウンドに上がったので、勝ててよかったです。立ち上がりからほぼ毎イニング、ランナーを出してしまって少しテンポ悪くなったんですけど、粘り強く投げられてよかったです」と振り返りました。