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広島・森下が完封 今季リーグ一番乗り

2021年4月6日 22:46
広島・森下が完封 今季リーグ一番乗り

6日、明治神宮野球場で行われたヤクルト対広島は、2対0で広島が勝利しました。広島の先発・森下暢仁投手が、去年8月14日以来となる通算2度目の完封勝利で今季2勝目をあげました。

完封がかかる9回、先頭の山田哲人選手にレフト線へのツーベースを打たれ、得点圏に走者を背負ったものの、続く4番・村上宗隆選手をファーストゴロに抑えると、5番・塩見泰隆選手には膝元の152キロで見逃し三振。

最後は代打・元山飛優選手をセカンドゴロに打ち取り、今シーズンのセ・リーグ一番乗りとなる完封勝利を飾りました。

打線はヤクルト先発のスアレス投手に5回までゼロ行進と苦戦したものの、6回に3番・西川龍馬選手が、見逃せばボールかという低めの変化球をライトスタンドへ放り込む技ありの3号ソロホームランを放ち先制。

7回には堂林翔太選手が2番手・大下佑馬投手からセンター前へのタイムリーヒットを放ち、追加点をあげました。

森下投手は試合後、「良い球と悪い球がはっきりしてたんですけど、とにかく勝ててよかったです」と自身235日ぶりの完封勝利を総括。

最終回のピンチの場面は、「9回行かせてくださいと言って行かせてもらったので、点を取られるわけにはいかないと思った。抑えることができてよかった」と爽やかな笑顔で振り返りました。