３月は、全国的にかなりの高温となり、８割以上の気象官署で、統計開始以来１位の暖かさとなりました。これから５月はじめにかけても、気温の高い状況が続く見込みです。

今年の春は、全国的に気温の高い状態が続いています。気象庁の桜開花の観測では、全国の半数以上の地点で、統計開始以来１位となるなど、季節の進みも早まっています。３月の平均気温は、全国８割以上の気象官署で統計開始以来１位の高温となりました。

気象庁発表の１か月予報によると、気温の高い状態は、この先も続くとみられます。なお、４月中旬以降は、３月のような極端な高温ではなく、平年並みとなる確率が少し高まる見込みです。季節の進みが足踏みしたように感じるかもしれません。

●１か月予報（４月３日から５月２日）
＜気温の予想＞
北日本　　：平年より高い確率５０％
東日本　　：平年より高い確率６０％
西日本　　：平年より高い確率６０％
奄美・沖縄：平年より高い確率４０％

＜降水量の予想＞
北日本　　：平年並みの確率４０％
東日本　　：平年並みの確率４０％
西日本　　：平年並みの確率４０％
奄美・沖縄：平年より少ない確率５０％

＜日照時間の予想＞
北日本　　：平年並みの確率４０％
東日本　　：平年並みの確率４０％
西日本　　：平年並みの確率４０％
奄美・沖縄：平年より多い確率５０％