政府による「まん延防止等重点措置」が適用される方針の地域のうち、大阪府や兵庫県の３月３１日夜の人の流れは、５週間前の同じ水曜日と比べて増加傾向にあることが分かりました。

大阪府では３月３１日、新たに５９９人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、約２か月半ぶりに５５０人を上回りました。また、兵庫県で２１１人、宮城県でも過去最多となる２００人の感染が確認されています。

３月３１日午後１０時台の人の流れを５週間前となる２月最後の水曜日と比べると、大阪府の梅田駅で５０．４％、兵庫県の三ノ宮駅で４５．８％増加しています。一方、宮城県仙台市の国分町では４８．４％の減少となっています。

このほか、東京都内の３月３１日夜の人の流れを同じ期間で比べると、渋谷センター街で４０．１％、新橋駅で４０．０％など大きく増加しています。