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スエズ運河庁 初会見も通航再開メド立たず

2021年3月28日 18:11

エジプトのスエズ運河で巨大貨物船が座礁した事故で、運河を管理する当局が事故後初めて会見しましたが、通航が再開できるメドについては明らかにしませんでした。

スエズ運河では今月23日、日本の正栄汽船が所有する貨物船が座礁し、運河をふさいだ状態になっていて、船を動かす作業が続いています。

こうした中、スエズ運河庁は27日の会見で、「作業がいつ完了するかは明確に言えない」と述べ、船が移動され、通航を再開できるメドが立っていないことを明らかにしました。

ロイター通信によりますと、現場にはタグボート14隻が投入されたほか、船の周りからおよそ2万トンの土砂が取り除かれたということですが、船を動かす作業は難航しています。

また、座礁の原因について当局は、強風や砂嵐のほかに「技術的、人為的なミス」の可能性を示していて、今後も調査を続けるとしています。

この事故では300隻以上の船が運河を通過できずに立ち往生していて、国際的な海上物流に影響が出ています。