岩手県の盛岡市と宮古市を結ぶ東日本大震災の復興支援道路「宮古盛岡横断道路」が７年４か月の整備を経て２８日、全線開通しました。

２８日に開通したのは、宮古市の川井－箱石間など３か所の自動車専用道路あわせて２１キロの区間です。これにより、東日本大震災の復興事業として２０１３年から２６１８億円をかけて整備した「宮古盛岡横断道路」全長６６キロが全て通行可能となりました。

宮古市・山本正徳市長「この１０年間で完成させていただいた。改めて感謝申し上げる」

急カーブなどが改善されたことで、盛岡－宮古間の所要時間は４０分短縮されて１時間２７分となり、物流や救急搬送の時間短縮、観光の活性化などが期待されます。