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ミャンマー軍、中印などと協力の考え

2021年3月24日 1:30

クーデターを実行し市民らを弾圧するミャンマー軍に欧米諸国の非難が高まる中、軍は、中国やインドなど近隣諸国と協力していく考えを示しました。

地元メディアによりますと、第2の都市マンダレーで23日、抗議デモに参加していた7歳の女の子が治安部隊の銃撃で死亡しました。

現地の人権団体によりますと、先月1日のクーデター以降、犠牲者の数は260人を超えています。

こうした状況にアメリカとEUは22日、ミャンマー軍幹部らの資産を凍結するなどの制裁を発動しています。

一方、ミャンマー軍は23日に会見を開き、市民の犠牲者に哀悼の意を示しましたが、デモ参加者が放火や暴力を振るっていると主張。治安部隊の9人が殺害されたと非難しました。

また、軍は、中国、インド、タイ、ラオス、バングラデシュの近隣5か国と協力すると述べ、圧力を強める欧米に対抗する構えを見せています。