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コロナ影響も…美容雑誌の厚さと重さが倍増

2021年3月22日 18:32
コロナ影響も…美容雑誌の厚さと重さが倍増

小学館の月刊美容雑誌「美的」。22日に発売された5月号は、電話帳のような厚みがあります。その重さはなんと1.9キロ。厚さも重さも4月号の倍以上で、ページ数は約600ページにもなります。22日朝、書店にはその分厚い5月号が届きました。

八重洲ブックセンター・内田俊明さん「最近、雑誌はどんどん薄くなってるので、これだけ厚いのはかなり珍しいですね」

雑誌が薄くなっているというこのご時世、なぜ、こんなに厚い雑誌が登場したのでしょうか。実は、約600ページの誌面では、コロナ禍で増える女性のこんな声を反映しているといいます。

20代会社員「マスクをしているので、擦れちゃって、ニキビとかが結局できてしまっている」「家にいるようになって、フェースパックとかするようになりました」

マスクによる肌荒れ対策やおうち時間で取り組める美容の情報などをたっぷりと掲載。さらに、こんな思いも込められているといいます。

鈴木智恵編集長「日々の中でイベントが減ってしまったりして、気持ちがわーっと上がるという瞬間がすごく減ったという声が多いので、この一冊を手に取って、わーっとびっくりしたり気持ちが上がったりしてもらえたらすごくうれしい」

創刊20周年を記念し、手に取ったときに驚きを感じられる一冊に仕上げたということです。