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LINEやりとり「暗号化」で閲覧防ぐ方法

2021年3月20日 15:11
LINEやりとり「暗号化」で閲覧防ぐ方法

■「レターシーリング」とは

有働由美子キャスター
「政府や行政で、LINEの利用停止の動きが出ています。確かに情報漏洩などを考えると心配ですが、私たちにできることは何かあるのでしょうか」

岩本乃蒼アナウンサー
「やりとりをしたメッセージの中身を誰かに見られるのを防ぐ方法はあります。まずLINEのホーム画面の右上にある『設定』マークを押して、次に『プライバシー管理』を選択してください。すると、『レターシーリング(Letter Sealing)』という項目が出てきます。これがオンになっていると、トークや通話の内容が暗号化され、システムの管理者であっても閲覧することができなくなります」

有働キャスター
「これは全然知りませんでした。オンにしていれば安心ということですか?」

岩本アナ
「そうとも限らないのです。情報セキュリティに詳しい、日本ハッカー協会の杉浦隆幸代表理事によると、たとえこの設定をオンにしていたとしても、ハッカーなどの第三者が勝手に設定をオフにできる可能性もあるので、こまめに確認した方が良いといいます。

■トークの全員「オン」で有効に

岩本アナ
「また、これは自分だけでなくトークに参加している全員がオンにしていないと有効にはなりません。みんながオンになっているかどうかは、トーク内の右上にある三本線マークをタップし、画面の一番下に『このトークルームではレターシーリングが適用されています』と出ているかで確認できます」

有働キャスター
「心配な方はご自分はもちろん、ご家族や友達などに、もし設定できていない人がいたら、声をかけてみてください」

(3月19日『news zero』より)