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接待問題…検証開始 野党、引き続き追及も

2021年3月17日 18:31
接待問題…検証開始 野党、引き続き追及も

総務省幹部らがNTTや東北新社から接待を受けていた問題で、野党側は武田総務大臣本人の会食の有無について繰り返し質しました。

武田大臣は、17日も「疑念を招く会食はない」と同じ答弁を繰り返し、会食の有無について明言を避けました。

立憲民主党・小西洋之議員「NTTとの会食について答弁拒否を何十回としておりますけども、もし会食があったら、大臣を辞職することでよろしいですね」

武田総務大臣「答弁拒否は一度もしておりません。個別の一つ一つの事案については、お答えを差し控えさせていただきたいと思いますけども、疑念を招くような会食や会合、これに応ずることはありません」

また、総務省は、東北新社が菅総理大臣の長男を接待に同席させていた理由について、「菅氏は将来有望な若者であり、各界のさまざまな方に会わせるために同席させている」との回答があったと明らかにしました。

一方、総務省では17日、民間企業からの接待により行政が歪められたかを検証する「情報通信行政検証委員会」の初会合が開かれました。委員会は今後、許認可などの政策決定と接待の時期を時系列で調べ、接待が決定内容に影響しなかったかどうか調べる方針です。