治安部隊発砲…市民ら6人死亡 ミャンマー
クーデターへの抗議デモが続くミャンマーでは15日も治安部隊の発砲で市民ら6人が死亡しました。
ロイター通信によりますと、15日はデモに参加していた市民ら少なくとも6人が治安部隊の発砲で死亡しました。
前日には一日の犠牲者としては最悪の50人以上が死亡していて、クーデター以降の死者数はおよそ150人となっています。
軍は、最大都市ヤンゴンの一部に出している戒厳令の対象を6つの地区に拡大。デモ対応の主体になる構えを示しています。
事態が緊迫の度を強める中、日本大使館は「国軍及び警察に対し、一切の暴力の停止を改めて真摯(しんし)に求める」との声明を出しました。
一方、15日に行われる予定だったアウン・サン・スー・チー氏の裁判は、24日に延期されました。技術的な理由だとしています。