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大橋悠依 日本選手権に向け「すごく順調」

2021年3月16日 23:24
大橋悠依 日本選手権に向け「すごく順調」

16日、競泳・女子の大橋悠依選手(25)らが合宿先の長野県東御市からオンラインでの取材に応じ、東京五輪の代表選考会となる日本選手権(4月3日~10日・東京アクアティクスセンター)に向けた手ごたえと、その先に控える東京五輪への意気込みを語りました。

大橋選手は、「練習の方もすごく順調にできています。ずっと言っている(左右の)バランスっていうのを頑張っていて、疲れた時でも右でしっかりかくっていうのを、フリー(自由形)とかは結構自然にできるようになってきて、ここ3年ぐらいでフリーが一番いい状態かなっていう風に思う」と、自身の調整具合を振り返りました。

今回、日本選手権には200m、400mの個人メドレーにエントリーしている大橋選手。他の種目に出場しないことについては、「本番で出る予定の種目に集中したい」と語り、「自由形もいいですし、背泳ぎもかなり手ごたえは感じているので積極的なレースをしていきたい。200も今勢いがあると思うので自己ベストを出せるように、自分のレースをしたいなと思います」と自信を覗かせました。

コロナ禍での調整に関しては、「試合があまりなかった2020年前半は結構きつかったですし、やっぱり8月、久しぶりに大会に出た時はやはり試合の感覚が鈍ってて、そこから取り戻すのが大変だったなと思いますけど、ISL(インターナショナル・スイミング・リーグ)にもいけて短水路ですけど自己ベストを超せたっていうのは自信になった。2年くらい何やっているんだろうっていうのがあったが、(コロナで一回振り返る時間があったことで)やってきたことは間違ってはなかったんだなということが確認できたので、それはいいきっかけだったのかなと思います」と前向きに振り返りました。

オリンピックへの原動力を問われると、「やっぱりオリンピック選手になりたいからですかね。単純にそういう思いはありますし、2016年の時に、自分は全然オリンピックを狙えるようなレベルの選手ではなくって選考会に出たんですけど、そこで3位になれて、4年後は絶対出たいなと思ったので、そこがずっと続いているかなと思います。世界選手権でメダルを取っているんですけど、オリンピックには出たことないっていうのが自分の中でもあったし、周りの人にも『あ、オリンピックまだ出てないんだ』みたいな感じだったので、早く出たいなっていう思いがあります」と、オリンピックへの熱い思いを語りました。

写真:YUTAKA/アフロスポーツ