新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が今月２１日に期限を迎える東京都内で、新たに１７５人の感染が確認されました。都内の感染者数は、７日連続で前の週を上回っていて、リバウンドが懸念されています。

東京都内の新たな感染者は、年代不明の１人を含む１０歳未満から９０代までの１７５人で、先週９日（火）から７日連続で前の週の人数を上回っています。

直近７日間の感染者数の平均は、２８７．６人で、先週月曜日の２５３．４人から、前週比が１００％を超えて１１３．５％となり、増加に転じています。

年代別では、６５歳以上の高齢者が４３人いて、およそ２５％を占め、重症者も１人増えて４２人となりました。

一方、入院患者数は１４日時点で１２５０人となり、緊急事態宣言が延長されてから初めて、国の基準で「ステージ２」相当に減少しています。