米NYで優先接種60歳以上の住民に拡大へ
アメリカ・ニューヨークで、新型コロナウイルスワクチンの優先接種の対象が、60歳以上のすべての住民に拡大されます。接種を加速させようと新たな取り組みも始まりました。
ニューヨークのクオモ州知事は9日、これまで65歳以上としていた新型ウイルスワクチンの優先接種の対象を、10日から、60歳以上のすべての住民に拡大すると発表しました。
接種を加速させようと、公共交通機関も協力を始めました。路線図の画面上で“接種会場”を表す注射器マークのアイコンを押すと、接種できるワクチンの種類や対象者などが表示されます。
市民「ニューヨーカーは主に徒歩と地下鉄で移動するので、どの駅に、どの接種会場が近いかわかるのは助かります」
ニューヨーク州では、これまでに人口の9.6%がワクチン接種を完了しています。