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中村隼人 ヒルナンデス!初回は「65点」

2021年3月10日 20:15
中村隼人 ヒルナンデス!初回は「65点」

古典作品はもちろん、新作歌舞伎やスーパー歌舞伎などで立役として存在感を放ち、またテレビドラマなどでも活躍する、歌舞伎俳優・中村隼人さん。

そして2月から、隼人さんは日本テレビ系『ヒルナンデス!』(月〜金 前11:55)の金曜日シーズンレギュラーに抜てきされ、新たな分野に挑戦しています。初回の放送に挑む姿に密着しました。

——初回の放送を終えて…

「いやー、緊張しましたね。歌舞伎役者が情報番組の生放送に、レギュラーで出るというのは初めてだと思うので、緊張感と責任感がありましたが、楽しかったです。舞台は与えられた台本を読んで、自分なりに役になって、と用意できるけれど、バラエティーはその場その場の勝負なので用意ができなくて。共演者のみなさんに助けていただきましたし、みなさんの瞬発力に驚かされましたね」

入念に進行を確認し、リハーサルではジャケットを脱ぐほど汗をかき、緊張していた隼人さん。共演者に言われた、ある一言が印象に残ったとのこと。

「南原清隆さんの“バラエティーは普段やらないことをやる”という言葉ですね。(南原さんはCM中にたくさん声をかけてくださり) 人見知りの僕としてはすごく助かりました。次回からはもう少しすんなり入っていけるのかなと…。僕ら舞台役者は“なまもの”をやっているけれど、また情報番組は違うので、誰も傷つけずにクスッと笑ってもらえるようにできたらいいなと思いますね」

隼人さんは、歌舞伎俳優があまり挑戦したことのないジャンル(情報番組のレギュラー)を自分が少しでも切り開いて行きたいとオファーを受けたと言います

——初めてのレギュラー番組出演、点数をつけると…

「シャイな僕としては、よく頑張ったのではないかな、ということで65点!この先、2か月やっていくなかで、どう挑戦できるかと期待も込めて」

——バラエティーならではの無茶ぶりがあることについては…

「俺は試されているの!?と、やる、やらないのジャッジがひたすら多い!一瞬で頭を回転させて、やった方がいいのか、流れはどうなのか、考えていましたね」

——今後、挑戦したいことは。

「(名物コーナーの)3色ショッピング!金曜ヒルナンデスといったら、これじゃないですか!」

◇◇◇

生放送終了後、「緊張したー!」と大きな声で話していた隼人さん。「また一皮むけた自分になれるよう頑張っていきたい。バラエティーで培った瞬発力を舞台にも生かしていきたい」と意気込みを語ってくださいました。今月は隼人さんのどのような一面が見られるのか、注目です!

次回の出演は3月12日(金)午前11:55〜放送予定。

【市來玲奈の歌舞伎・花笑み】〜スピンオフ編〜
「花笑み」は、花が咲く、蕾(つぼみ)がほころぶこと。また、花が咲いたような笑顔や微笑みを表す言葉です。歌舞伎の華やかな魅力にとりつかれた市來玲奈アナウンサーが、役者のインタビューや舞台裏の取材で迫るWEBオリジナル企画です。

◇◇◇

この企画では、歌舞伎俳優の皆さんの新しいジャンルに挑戦する姿、意外な一面なども密着し、【スピンオフ】としてお届けしてまいります!歌舞伎の舞台だけではなく、様々な場所で活躍する皆さんの新たな顔、お楽しみに!