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“ワクチンと死亡の因果関係ない”韓国当局

2021年3月8日 17:38

韓国で、新型コロナウイルスのワクチンを接種したあと死亡した事例の多くについて、8日、保健当局はワクチン接種との因果関係はないとみられると発表しました。

韓国では、7日までにアストラゼネカのワクチンを接種した療養型病院の入院患者など11人が死亡しています。

調査を行っていた保健当局は8日、このうち8人についてワクチン接種と死亡との因果関係は認めにくいと暫定的に結論づけました。基礎疾患の悪化などで死亡した可能性が高いということです。死亡した残りの3人についても調査が進められています。

韓国では、日本の6倍程度にあたるおよそ31万7000人が7日までに1回目の接種を終えています。保健当局は「安全性と有効性が確認されているので、過度な不安感を持たず順番に接種を受けてほしい」と呼びかけています。