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東京116人感染「リバウンドの種火を…」

2021年3月8日 21:36
東京116人感染「リバウンドの種火を…」

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が出されている東京都内で、新たに116人の感染が確認されました。また、60代から90代までの17人の死亡も確認されました。

東京都内の新たな感染者は10歳未満から80代までの116人で、直近7日間の感染者数の平均は253.4人となり、先週月曜日(1日)の269.3人から減少はしていますが、前週比は94.1%と、下げ止まりが続いています。

感染経路別では、家庭内が28人で最も多く、次いで施設内が15人いました。都の担当者は、「感染者の減少幅はかなり小さくなっている。陽性率も3.2%や3.3%で、下がらなくなっている。家庭内や施設内感染などリバウンドの種火があるので、種火を消すための対応が重要だ」と話しています。

一方、新たに60代から90代までの男女17人の死亡が確認されました。このうち13人は、同じ病院に入院していて、院内感染によって新型コロナに罹患していました。

都内の感染者は11万3571人で、死者は1479人となりました。