首相“残業減らす努力を”西村氏に改善指示
西村経済再生相のもと、新型コロナウイルスの対応にあたっている職員が「過労死ライン」とされる月80時間を大きく超える残業が常態化していた問題で、菅首相は西村経済再生相に改善を指示する考えを示しました。
菅首相「健康問題とモチベーションの問題となりますので、そこについては、担当大臣において少しでも残業を減らすことができるように、そこは努力させたい」
菅首相はまた、「極端にコロナ室に業務が集中することがないように取り組んでいきたい」と述べ、人員配置の見直しなど、改善に意欲を示しました。
一方、西村経済再生相は、これまではテレワークを行っていませんでしたが、データ整理や分析などの業務について、今週からテレワークを導入する考えを示しました。
また、加藤官房長官は会見で、「300時間を超える在庁時間は、かなり異常だと感じた」と述べました。