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WHO調査団 最終報告書、再来週にも公表

2021年3月6日 9:02

WHO(=世界保健機関)は、新型コロナウイルスの起源を調べるため、中国・武漢で行った調査について、再来週にも最終報告書を公表することを明らかにしました。

これは、WHOが5日の会見で明らかにしたもので、当初予定していた調査報告書の概要のみの公表は行わないということです。最終報告書については、再来週にも公表するとしています。

概要のみの公表を中止した理由について、WHOの危機対応の責任者は、「調査団は、関心の高さと詳細な情報が求められていることを考慮したようだ」と述べました。

また、調査の信頼性を疑問視する見方があることについて、テドロス事務局長は、「現地調査中に起こったことすべてが、報告書に透明性を持って説明されることを保証する」と強調しました。