ミャンマーでは５日も、治安部隊が、クーデターへの抗議を続ける市民に発砲し、少なくとも１人が死亡しました。

ミャンマーでは５日も各地で軍への抗議デモが行われ、治安部隊がデモ隊を排除するため発砲しました。ロイター通信によりますと、第２の都市・マンダレーでは、デモに参加していた若い男性が首を撃たれて死亡しました。

国際社会が非難を強める中でも軍は強硬姿勢を変えておらず、国連によりますと、これまでに５０人以上が死亡しています。犠牲者の中には子どもも含まれ、ユニセフ（＝国連児童基金）によりますと、今月３日の時点で少なくとも５人の子どもが死亡し、４人が重傷を負いました。また、５００人以上の子どもや少年少女が、軍に恣意的に拘束されているとみられています。