新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が延長された東京都内で、新たに３０１人の感染と、１２人の死亡が確認されました。７日間平均の感染者数は、前の週を上回り増加に転じました。

東京都内の新たな感染者は、１０歳未満から１００歳以上までの３０１人で、曜日別で見ると、２月２６日の２７０人から３１人増加しました。

直近７日間の感染者数の平均は２７３．６人で、２月２６日の２６７．９人より増えて、前週比が１０２．１％となり、増加に転じています。

感染経路別では、施設内感染が７０人と最も多く、次いで家庭内が６６人でした。会食での感染も１２人いて、大学生は５～６人で食事をして感染したほか、７０代の高齢者も１０人ほどで会食し、感染していました。

また、アラブ首長国連邦（＝ＵＡＥ）への渡航歴のある５０代男性の感染も確認され、今後、変異ウイルスかどうか調べます。

一方、新たに７０代から９０代の男女１２人の死亡が確認されました。