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山田広報官後任 小野前外務副報道官に決定

2021年3月3日 16:36
山田広報官後任 小野前外務副報道官に決定

政府は菅総理大臣の長男らからの接待問題をめぐり辞職した山田内閣広報官の後任に外務省の小野日子前外務副報道官を起用することを決定しました。

加藤官房長官「小野氏においては、今後、内閣の重要政策を国民の皆さんにわかりやすく伝えるなど、内閣広報官としての、その役割をしっかりと果たしていただくことを、期待しているところであります」

内閣広報官をめぐっては去年9月、菅政権の発足とともに、山田真貴子氏が女性初の内閣広報官に就任しましたが、菅総理大臣の長男らから接待を受けていた問題で批判を受け、体調不良を理由に辞職しました。

新たに起用される小野広報官は、2012年に内閣副広報官として総理官邸の広報を担当した後、2016年に東京オリンピック・パラリンピック組織委員会でスポークスパーソンを務めていて、当時も会見を仕切る役割を担っていました。

政府関係者は起用の狙いについて、東京オリンピック・パラリンピックを控え、スポークスパーソンを務めたことや、広報分野の経験が豊富な点をあげています。

小野氏は緊急事態宣言の判断に関して、5日にも行われる菅総理の記者会見で司会を務める見通しです。