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PCR 肛門からではなく間接的に…中国

2021年3月2日 16:44
PCR 肛門からではなく間接的に…中国

中国当局が新型コロナウイルス対策として、一部の入国者に肛門から検体を採取するPCR検査を行ったことについて、2日、韓国外務省は中国側と交渉を行い、検体を間接的に提出する方法が適用されていると明らかにしました。

中国では入国する際にPCR検査が義務づけられていますが、のどや鼻以外にも肛門からの検体を採取されたとの事例が報告されていました。

肛門検査については「心理的な苦痛が大きい」との意見が、中国にある日本大使館に寄せられ、1日、加藤官房長官は日本人への肛門検査の免除を中国側に申し入れたことを明らかにしています。ただ、加藤長官は中国側から「検査方法を変更するとの回答は得られていない」と述べていました。

この問題に関連して2日、韓国外務省の報道官は、中国側と交渉を行い、肛門から直接検体を採取する代わりに、年明けからは間接的に便を提出する方式が適用されていると明らかにしました。

報道官は「中国側の防疫措置を尊重しつつ、中国に入国する国民の不便を最小化できるよう持続的に努力した」と強調しています。