×

J&Jワクチン 接種1回で6割超の有効性

2021年2月25日 10:30

アメリカのジョンソン・エンド・ジョンソンが開発する新型コロナウイルスのワクチンについて、1回の接種で6割を超える高い有効性があるとの検証結果が公表されました。

ジョンソン・エンド・ジョンソンが開発するワクチンについて、FDA(=食品医薬品局)が臨床試験のデータを検証した結果、1回の接種を行った後、全体で66.1%の予防効果が確認できたということです。地域ごとでばらつきがあり、アメリカで72%、変異ウイルスの感染が広がる南アフリカに限ると64%だったものの、重症化の予防についてはいずれも高い効果がみられたということです。

このワクチンは接種が1回で済み、保管もしやすいことから、普及が期待されています。26日に諮問委員会が開かれ、今週中にもアメリカで3例目となる緊急使用が認められるものとみられます。