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G新打線解禁 坂本&丸に刺激の新1番梶谷

2021年2月25日 23:16
G新打線解禁 坂本&丸に刺激の新1番梶谷

25日、沖縄・那覇で巨人対中日の練習試合が行われ、巨人にFAで移籍した新1番・梶谷隆幸選手(32)が長打を含む2安打を放ち、勝利に貢献しました。

巨人の主力陣が対外試合初出場となった中日との練習試合。2番に坂本勇人選手(32)、3番に丸佳浩選手(31)がスタメンに名を連ねる中、梶谷選手が1番ライトで先発出場しました。

初回の第1打席、中日の先発・柳裕也投手(26)の低めの変化球をライト線へはじき返すと、持ち前の俊足で二塁へ、対外試合での移籍後初ヒットとなる二塁打を放ちます。

5回の第3打席では、再び中日の柳投手から、詰まりながらもしぶとくセンター前へヒット。梶谷選手は新1番として、3打数2安打の活躍を見せました。

試合後には、「球は見えていたが、自分の出したいところにはバットが出てなかった。結果も大事なので良かったが、それよりも自分が求めている物をより確実にしてきたい」と、次への課題を語りました。

それでも梶谷選手の活躍に原辰徳監督(62)は、「本当に良いスタートをね。勇人に対しても、丸に対しても、中心選手にも大きな刺激を与えるような選手が入ってきたなと。1番というかね、彼らしいバッティングをしてくれればいい」と語りました。

さらに同じくDeNAからFA移籍をしてきた井納翔一投手(34)が初先発し、3回無失点の好投。試合後には「初回に梶谷が出てリズムよくしてくれたので、そこからは自分自身もリズムに乗って投げることができたかな」と、旧知のチームメートに感謝の言葉。

試合は坂本選手のタイムリーなど、10安打を放った巨人が4-3で中日に勝利しました。