アメリカのメジャーリーグ、シアトル・マリナーズの球団社長が、岩隈久志元投手らに対する不適切な発言をしたとして、２２日、辞任しました。

マリナーズのマザー球団社長は、今月５日の講演で、球団の元投手、岩隈久志・特命コーチについて「彼の英語はひどかった」と発言しました。

その上で、現役時代について「彼の通訳のために年間７万５０００ドルも払わなければならなかった。そのことを彼に伝えたら英語が急にうまくなった」などと話したということです。

また、マザー球団社長は、有望な若手選手との契約内容を暴露していたということです。

こうした発言に対し球団のスタントン会長は、「発言は、不適切だった。選手やファンに心から謝罪したい」とコメントし、マザー球団社長が辞任したことを明らかにしました。