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巨人2mルーキー秋広 原監督指導で初打点

2021年2月23日 22:50
巨人2mルーキー秋広 原監督指導で初打点

23日、沖縄・浦添で行われたヤクルト対巨人の練習試合。巨人の「身長2mルーキー」秋広優人選手(18)が対外試合で初打点をマークしました。

巨人の高卒ルーキーでは唯一の一軍メンバーである秋広選手は、ヤクルトとの練習試合に8番・ファーストでスタメン出場。第1打席はセンターフライに倒れるも、続く4回の第2打席、甘く入ったストレートをはじき返し、対外試合で初の長打となる左中間へのツーベースヒットを放ちました。さらに5回、ノーアウトランナー2塁のチャンスの場面では、センターの頭上を越えるタイムリーツーベースヒット。対外試合で初打点をマークしました。試合は10-5で巨人が勝利しています。

試合後、2安打の要因を聞かれると「原監督にヘッドの位置を変えるアドバイスをもらってから、ヘッドの出方が良くなって、強くスイングすることができた」と明かした秋広選手。20日の練習中に原辰徳監督(62)から、バットの先端部分であるヘッドの位置を、左肩に近い位置にするようにアドバイスを受けたといいます。

直接指導の成果をすぐに結果として出した秋広選手。それでも「すごい良い経験ができている。一軍に来てレベルが上がってなかなか打てない打席が多かったので、来たボールを一発で仕留められたのは良かった」と、18歳とは思えぬ冷静さ。1軍生き残りへ、2mルーキーの挑戦は続きます。